インテグリカルチャー、黒字化が視野に細胞性食品の国内上市を2027年に予定

インテグリカルチャー、黒字化が視野に細胞性食品の国内上市を2027年に予定

細胞農業ベンチャーのインテグリカルチャーは、2025年11月18日に開催した事業説明会で、業界初の黒字化が目前であることを発表しました。2027年には細胞性食品の国内上市を目指し、地方創生モデルも始動しています。現在は月産10kg規模で細胞性食品を生産しており、2029年までに月産320kg体制を構築する計画です。生産コストはスケールアップにより100gあたり約3万円から約3,000円に低減予定。安全性試験も進行中で、現段階で問題は確認されていません。さらに、一正蒲鉾やマルハニチロと共同で細胞性すり身の生産技術開発を進めています。オープンイノベーションの「カルネットコンソーシアム」など多様な産業横断型ソリューションも展開し、事業成長を加速させています。

記事提供
Foodtech Japan
公開日
2025-11-29